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臓器移植フォーラム2022in上越 開催レポート
より多くの人々に移植医療についての理解を深めてもらい、臓器提供について意思表示がなされることで、移植医療の推進が図られることを目的とする、毎年10月の「臓器移植普及推進月間」。
今年は10月2日(日)に「直江津ショッピングセンター エルマール」(上越市)にて「臓器移植フォーラム 2022 in 上越」を開催しました。
(主催:新潟県、公益財団法人新潟県臓器移植推進財団、新潟県腎臓病患者友の会)
今回は、通算 14 年目を迎えた FM-NIIGATA の特別番組「ヤン&アッキーの ど~なの? 臓器移植 シーズン R4」の公開録音を実施したほか、直江津出身のミュージシャン・齊藤ジョニーさんのミニライブを開催しました。
【開会挨拶】
新潟県腎臓病患者友の会
大竹勝巳会長
【齊藤ジョニー ミニライブ】
音楽ユニット「Goosehouse」のメンバーとして脚光を浴び、現在はソロ活動の他、森山直太朗のライブサポートなど多岐にわたり活動中の齊藤ジョニーさん。
ご実家が近くという正真正銘の地元凱旋ライブ。優しくも力強い歌声で会場を魅了しました。
【公開録音】
FM-NIIGATA で毎年 10 月に放送している「ヤン&アッキーの ど~なの? 臓器移植」。今年の“シーズン R4”は、ヤンさん(FM-NIIGATA のパーソナリティー)とアッキー(新潟県臓器移植推進財団コーディネーターの秋山政人)の名コンビに加え、村井杏さん(FM-NIIGATA パーソナリティー)をアシスタントに迎えて放送しました。(25 分×5 回)
公開録音では、全 5 回のうち第 3・4 回目を収録。今回は新潟県仏教会の会長で、新潟県ライオンズアイバンク協議会 顧問も務める佐藤義尚さんと、新潟大学医歯学総合病院 泌尿器科 助教の田﨑正行さんをゲストにお迎えしました。
●出演者
(左から)村井杏さん(FM-NIIGATAパーソナリティ)、ヤンさん(FM-NIIGATAパーソナリティ)、佐藤義尚さん(新潟県仏教会 会長/新潟県ライオンズアイバンク協議会 顧問)、田﨑正行さん(新潟大学医歯学総合病院 泌尿器科 助教)、秋山政人(新潟県臓器移植推進財団 コーディネーター)
公開録音の前半では、佐藤さんからライオンズクラブによるアイバンクを支える活動を紹介していただきました。また、眼球銀行や腎臓バンクなど、これまでの新潟県の臓器提供・臓器移植に関する活動の歩みなどもご紹介。さらに、番組で事前に行った「臓器移植」に関するアンケートの結果を基に、秋山コーディネーターから日本や世界の移植医療に関するデータなどもご紹介しながら、移植医療の現状について考えました。
後半は、「看取りの医療」や「命の継続」をテーマにトークを展開。保育園の理事長でもある佐藤さんから、子どもたちが「命」について考える機会を設けていることや、人間の「死」に関わる住職という立場からの「移植医療」に対する考えなど、貴重なお話をお聞かせいただきました。また、田﨑さんからは、腎臓移植のスペシャリストとして、移植を行う医療現場の生のお話や、 腎臓移植を待つ患者さん目線のお話などをしていただき、「人工透析など、それまでの辛い日々が移植後に劇的に変わる」というコメントでは、フォーラム来場者の多くが感心していた様子でした。
【ジャンケン大会】
公開録音終了後には、来場者限定で FM-NIIGATA オリジナルグッズなどが当たるジャンケン大会を開催しました。
●公開録音の内容(音声)は、当財団ホームページの番組ダウンロードページで聴くことができます。(公開録音は「シーズン R4」の第 3・4 回)
ヤン&アッキーの「ど~なの?臓器移植 シーズンR4」
財団では、これからもより多くの方に移植医療について理解を深めていただくため、県内各地でのフォーラムを企画していきたいと考えております。ご意見・ご要望などがございましたら、お気軽に財団までお寄せください。