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臓器移植フォーラム2023in村上 開催レポート

より多くの人々に移植医療についての理解を深めてもらい、臓器提供について意思表示がなされることで、移植医療の推進が図られることを目的とする、毎年10月の「臓器移植普及推進月間」。
今年は 10月29日(日)に「村上プラザ」(村上市)にて「臓器移植フォーラム 2023 in 村上」を開催しました。(主催:新潟県、公益財団法人新潟県臓器移植推進財団、新潟県腎臓病患者友の会)

今回は、通算 15 年目を迎えた FM-NIIGATA の特別番組「ヤン&アッキーの ど~なの? 臓器移植 シーズン R5(増刊号)」の公開録音を実施したほか、アトラクションとして「村上CHIBI CHIBI UNITY(チビチビユニティ)」によるダンスパフォーマンスを披露していただきました。

【開会挨拶】

新潟県福祉保健部 健康づくり支援課
富山順子課長

【村上CHIBI CHIBI UNITY パフォーマンス】

今、世界で注目を浴びる新潟発のダンスグループ「CHIBI UNITY(チビユニティ)」の村上支部のスクールに通うキッズを中心とした「村上CHIBI CHIBI UNITY(チビチビユニティ)」。日頃のレッスンの成果を発揮していただきました。

【公開録音】

FM-NIIGATA で毎年 10 月に放送している「ヤン&アッキーの ど~なの? 臓器移植」。今年の“シーズン R5”も、ヤンさん(FM-NIIGATAパーソナリティー)とアッキー(新潟県臓器移植推進財団コーディネーター 秋山政人)の名コンビに加え、昨年に引き続き村井杏さん(FM-NIIGATA パーソナリティー)をアシスタントに迎えて放送。
※30分×4回でお届けした今シーズンの放送は、ヤンさんが急きょ入院されたため、2回目と3回目は清野幹さん(FM-NIIGATAパーソナリティー)が代打出演となりました。

公開録音は、シーズンR5の「増刊号」として実施。体調考慮のため欠席となったヤンさんの代わりに、ミノルクリス滝沢さん(FM-NIIGATAパーソナリティー)を起用。アッキーと村井杏さんの3人に加え、ゲストとして新潟大学医歯学総合病院 泌尿器科 助教の田﨑正行さんをお迎えしました。

●出演者

(右から)ミノルクリス滝沢さん(FM-NIIGATAパーソナリティ)、村井杏さん(FM-NIIGATAパーソナリティ)、田﨑正行さん(新潟大学医歯学総合病院 泌尿器科 助教)、秋山政人(新潟県臓器移植推進財団 コーディネーター)

公開録音の前に、来場者を対象に恒例のクイズ大会を実施。
「移植できる臓器は?」「県内で臓器提供された件数は?」「日本で初めて臓器移植が行われたのはいつ?」などの問題を出題し、お答えいただきました。

いよいよ公開録音。 今回の公開録音の内容は大まかに4つのテーマで構成。

第1パート:移植医療の基礎知識

「臓器移植とは何か?」という基本から、移植医療は第三者による提供で成り立っていること、臓器移植の現状(移植待機者や移植数)などをご紹介しました。

第2パート:腎臓移植について

臓器移植の中でも最も件数が多く、必要とされている「腎臓移植」について、専門医である田﨑先生を中心にトークを展開。腎臓病の方々の生活の辛さや、腎臓移植を受けた後に生活が激変することなどをご紹介いただきました。

第3パート:意思を叶えるために

移植医療は臓器を提供する方の“看取りの医療”という側面もあります。「臓器を提供する人」と「提供者のご家族」のそれぞれの立場や気持ちがあることや、意思表示や家族で話し合っておくことの重要性、それらを汲み取ることができる医療機関側の体制づくりについて触れました。
また、当日の午前中に村上プラザで実施したアンケート(意思表示している/いない など)の結果もご紹介しました。


午前中に行ったアンケートのようす


意思表示の方法(運転免許証・健康保険証・マイナンバーカード など)についてご紹介しました

第4パート:メッセージ紹介

今回の公開録音では、10月に放送した番組でご紹介しきれなかったメッセージもご紹介。また、会場からの質問やご意見もお伺いしました。

長時間にわたり、多くの方々にご参加いただいた今回のフォーラム。
会場の皆さんとさまざまな角度から移植医療について考える機会になりました。

【開会挨拶】

新潟県腎臓病患者友の会
大竹勝巳会長

【大抽選会】

 公開録音終了後には、来場者限定で 村上牛などの特産品やFM-NIIGATA オリジナルグッズなどが当たる抽選会を開催しました。

公開録音(音声)および10月に放送した内容は、当財団ホームページの番組ダウンロードページで聴くことができます。
ヤン&アッキーの「ど~なの?臓器移植 シーズンR5」

当財団では、これからもより多くの方に移植医療について理解を深めていただくため、県内各地でのフォーラムを企画していきたいと考えております。ご意見・ご要望などがございましたら、お気軽に財団までお寄せください。